アートオブウォー(ART OF WAR Legions)というゲームを紹介する。インストールしてから約一年半経つが、いまだに遊んでいる。地味に面白く、空き時間についついやってしまうのだ。
しかし今回伝えたいのは、このゲームの楽しさはメインモードではないということである。これだけだったら一年半も続けてはいないだろう。
今回はこのゲームの正しい遊び方を紹介していく。
メインモードはやるだけ無駄
メインモードの基本ルール
後ほど理由を示すがこのゲーム、メインモードはやらなくていい。が一応、ゲームシステムを紹介しておく。
簡単に言うと、兵士どうしを闘わせるのである。
- 7×7のマスに好きな兵士を配置する
- 「ステージ○○」ボタンを押す
- 自動で戦闘が始まる
一度開始ボタンを押すと後は勝手に進めてくれるので、どこに・どの兵士を配置するかで勝敗が決まるのだ。
一試合あたりの時間は早いと5秒、力が拮抗していると20秒ぐらいかかることもある。いずれにせよ短い時間でサクッとできるゲームシステムとなっている。
ボタンを押すと同時に大量の兵士が交戦してわちゃわちゃしている様を見るのもまあまあ楽しい。
当然だが、ステージが上がるごとに敵は強くなっていく。僕がやっていたときは6000ステージぐらいまであると聞いていたので、今は10000くらいあるかもしれない。今はもう一切やっていないので興味もない。
他にも、毎日更新されるクエストや強い敵を倒すイベントなどスマホゲーでは定番のモードがいろいろあるが、やらなくてよい。
兵士について
兵士には4段階のレア度がある。枠が灰色→青→紫→黄色の順にレア度が高くなっていく。
さらに、それぞれの兵士には1から10までのレベルがある。同じレベルの同じ兵士を2体合体させることで、1レベル上の兵士1体を生み出すことができる。例えば、レベル6のネクロマンサー2体を揃えればレベル7のネクロマンサー1体を入手できる。
このゲームはとにかく戦闘をたくさんこなし、お金を集め、兵士をゲットし、レベルを上げていく(できるだけレア度の高い兵士の)ことが目的となる。
メインモードのプレイをやめた理由
僕がこのメインをやめたのは、以下の2つの理由による。
- 果てしない課金沼
- 試行錯誤の余地のなさ
果てしない課金沼
このゲームにはステージを進める以外に、世界中のプレイヤーと闘うモードがある。当然上を目指したいのだが、上位プレイヤーの編成は全兵士レベル10は当たり前で、さらにレア度の高い(強い)兵士ばかりとなる。
先ほどレベル上げのシステムを説明したとおり、レベルを上げるのに必要な兵士の数は2の指数敵に増えていく。これをレア兵士でやろうとすると、ものすごい回数のガチャが必要になることはいうまでもなく、10万円どころでは到底無理なのである。そこには果てしない課金沼が待っている。
世の中にはソシャゲのガチャに何十万、何百万とかける人もいるみたいだが、そこまでする意味が分からない。数千円で長く楽しめるゲームがごまんとあるのに。
試行錯誤の余地のなさ
49vs49で兵士同士をぶつけるわけだが、戦闘中それぞれがどのように力を発揮しているかがとにかく分かりづらい。兵士の入れ替え、配置換えをしてみても結果はほぼ変わらず、結局ガチャで強い兵士を集めるしかないのかとやりきれなくなった。
試行錯誤してコツをつかんでいく、という経験が非常に得にくくなっていると感じた。
サブゲーム『遠征』の遊び方
この「遠征」というゲーム、アートオブウォーではサブ的な位置づけとなっている。がしかし、これこそがART OF WAR Legionsの神髄である。
ステージ数も120となかなか充実している。
「遠征」の遊び方
ルールはとてもシンプルで、相手のタワーを全て占領したら勝ち。
以下のステージを例に説明していく。
ステージにはいくつかのタワーが配置されており、その配置はステージ毎に異なる。また、バトル開始時点で自分、そして敵の占領下タワーは決まっている。
自軍が占領しているタワーは、自軍の兵士を作り続ける。相手側も同様である。兵士がたまったら、その兵士を使って他のタワーに攻め込むのだ。
このステージで、最初の一手をどう踏み出そうか。
相手のタワーに攻め込むために、まずは間にあるいずれかの灰色タワーを占領しなくてはいけない。この灰色タワーも兵士を送り込むことで自分のタワーにできる。
タワーに数字が表示されている。これはそのタワーが現在持っている兵士の数で、先ほども説明したが自動で増えていく。占領したいタワーの有している兵士の数を上回る兵士を投入することで、占領することができる。
真ん中の灰色タワーは30、右は10だ。よって、占領しやすい(少ない兵士で占領できる)右側のタワーを狙う。
タワーはレベルアップすることができる。レベルアップは、そのタワーの最大保有兵士数の半数を消費することで可能となる。最大保有兵士数はそれぞれ以下の通りである。
- レベル1・・・・・・・10体
- レベル2・・・・・・・20体
- レベル3・・・・・・・30体
- レベル4・・・・・・・40体
- レベル5(最大)・・・50体
レベルが上がるとそのタワーの最大保有兵士数と兵士の生成速度が上がる。
ためしに、今占領した右側のタワーのレベルを上げてみよう。今はレベル1なので兵士数の最大値は10、そしてそれに到達して兵士の生成がストップしている状態。
さらにもう1つレベルを上げてみたい。レベル2の最大保有数が20体なので、10体になるまで待ってレベルアップ。ちなみに、下のタワーの兵士を送り込むことで時間短縮になる
保有タワーが2つともレベル3となったところで、いよいよ敵タワーを攻め落とす。相手は今 5体、こちらは合わせて46体の兵士を保有している。これならば勝てるだろう。
以上が基本的な遠征の遊び方である。
遠征にハマる理由
なぜこの遠征を何度もやってしまうのか。それには2つの理由がある。
- 試行錯誤ができる
- クリア条件によるやり込み要素
①試行錯誤ができる
先ほどメインモードの試行錯誤の余地のなさを挙げたが、「遠征」は全く違う。考えた分だけ結果が出るのである。
たとえばレベル。先ほどタワーのレベルアップの説明をしたが、レベルを上げることが一概に勝利につながるとは言いがたい。半分の兵士を失っているからである。そのため、レベルを上げるのか、上げずにたまった兵士まず攻めるのか、その戦略によって戦況が大きく変わるのだ。他にも、攻めるタワーを変えてみたり、兵士投入のタイミングを変えてみたりと、試行錯誤することで勝てるようになっていく魅力がある。
②クリア条件によるやり込み要素
このゲームは、ただ勝つだけでは終わらない。各ステージに時間や占領タワー数といった、より厳しい勝利条件が設定されている。
画像:説明 星3つをクリアしたい。
もう、普通に勝利するのがやっとみたいなステージでは条件に目を疑うこともしばしば。
それでもいろいろ試しながら何度もトライしていると、少しずつ条件達成に近づいていく。それがものすごいやりがいとなるのだ。
※ただ時間を奪うだけで全く占領する必要のないフェイクタワーとか、全部レベル1でそのまま兵士投入することが肝のステージなど。
アートオブウォーの神ゲー「遠征」について簡単に説明してみた。下からダウンロードですぐ遊べる。
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